お金の話 【お賽銭】
引き続きお金のお話です。
先日NHKの「チコちゃんに叱られる」という番組でこんな話をしていました。
「お賽銭はケガレをお金にくっつけてそれを捨てる行為」
お金というのは貝貨(大昔の貝のお金)の時代からケガレを吸い取ってくれるものだということです。
そのケガレを賽銭箱に捨てて神様仏様に清めて頂くというのがお賽銭のほんとうの意味なんだそうですよ。
それとは別に以前「お金を払ってお願いするのが神道なのか?」というご質問を頂いたことが有ります。
wikiで「寄進」「喜捨」「布施」の項目を見ていただくと分かるように自分の財産の一部を神仏や貧困者のために喜んで使うというような意味があります。
神道に限らずお賽銭やお守り、木札の購入、祈祷にも当然ながらお金がかかります。
仏教でも教会でも無料でお葬式や法事などは上げてはいただけません。
お葬式も法事もご祈祷も「お願い事」に変わりはないのです。
お賽銭に特化して言及すれば金額はいくらでも神仏は「足らない」とは言われないでしょう。
ただ、神仏・教会の施設を維持管理しているのは人です。
世の中は資本主義ですから大根一本購入するにもお金がかかります。
人はお金がないと現実問題食べて行けれないのですよ。
神仏への感謝と共に管理されてるご神職や御坊様や関係者に
感謝の心を「お金」という形に変えて支払っているのではないでしょうか。
「お賽銭は5円と決めている」とか
「お寺では坊主丸儲けなので5円しか払わない」
ということを聞いたことが有りますがこれも厳密には違います。
まず5円=ご縁と言うのは単なる語呂合わせであること。
神社もお寺も教会も規模によりけりで収支が違うこと。
大企業のようなお給料精の寺社もあれば、そうでない貧乏な寺社も有るのです。
氏子や檀家の少ない寺社でも地域の文化伝統だからと守りをされている方のためにも
私個人としてはお賽銭箱にはなるべく紙のお金を入れていただきたい、そう願います。
例えばお金がなければ労働力でも良いのですが
感謝の気持ちとして、その神社やお寺の人手が必要な時
必要なだけ労働力でお返しすることは(氏子や檀家なら別として)難しいでしょう。
なので大体は労働力をお金に変えて支払っているのです。
寺社や教会は大切な「祈りの場」です。
その維持存続のためにも少しだけ心を砕いてお互い気持ちよく手を合わせたいものですね^^
読んで頂きありがとうございました。
吉野 拝
先日NHKの「チコちゃんに叱られる」という番組でこんな話をしていました。
「お賽銭はケガレをお金にくっつけてそれを捨てる行為」
お金というのは貝貨(大昔の貝のお金)の時代からケガレを吸い取ってくれるものだということです。
そのケガレを賽銭箱に捨てて神様仏様に清めて頂くというのがお賽銭のほんとうの意味なんだそうですよ。
それとは別に以前「お金を払ってお願いするのが神道なのか?」というご質問を頂いたことが有ります。
wikiで「寄進」「喜捨」「布施」の項目を見ていただくと分かるように自分の財産の一部を神仏や貧困者のために喜んで使うというような意味があります。
神道に限らずお賽銭やお守り、木札の購入、祈祷にも当然ながらお金がかかります。
仏教でも教会でも無料でお葬式や法事などは上げてはいただけません。
お葬式も法事もご祈祷も「お願い事」に変わりはないのです。
お賽銭に特化して言及すれば金額はいくらでも神仏は「足らない」とは言われないでしょう。
ただ、神仏・教会の施設を維持管理しているのは人です。
世の中は資本主義ですから大根一本購入するにもお金がかかります。
人はお金がないと現実問題食べて行けれないのですよ。
神仏への感謝と共に管理されてるご神職や御坊様や関係者に
感謝の心を「お金」という形に変えて支払っているのではないでしょうか。
「お賽銭は5円と決めている」とか
「お寺では坊主丸儲けなので5円しか払わない」
ということを聞いたことが有りますがこれも厳密には違います。
まず5円=ご縁と言うのは単なる語呂合わせであること。
神社もお寺も教会も規模によりけりで収支が違うこと。
大企業のようなお給料精の寺社もあれば、そうでない貧乏な寺社も有るのです。
氏子や檀家の少ない寺社でも地域の文化伝統だからと守りをされている方のためにも
私個人としてはお賽銭箱にはなるべく紙のお金を入れていただきたい、そう願います。
例えばお金がなければ労働力でも良いのですが
感謝の気持ちとして、その神社やお寺の人手が必要な時
必要なだけ労働力でお返しすることは(氏子や檀家なら別として)難しいでしょう。
なので大体は労働力をお金に変えて支払っているのです。
寺社や教会は大切な「祈りの場」です。
その維持存続のためにも少しだけ心を砕いてお互い気持ちよく手を合わせたいものですね^^
読んで頂きありがとうございました。
吉野 拝
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