霊能者 吉野真琴のブログ

父方は源氏・母方は平家それぞれの血を引く霊能者。神職や僧を多く排出した由緒正しい家系に生まれ、およそ30数年の修業を経て霊能者・スピリチュアルコンサルタントになる。神界・天界・霊界に通じ龍神界とも深い縁を持つ。コンサルタント歴10年。地元岡山県はもとより広島・大阪・京都に多数のクライアントを持つ。50代。
父方は源氏・母方は平家それぞれの血を引く霊能者。神職や僧を多く排出した由緒正しい家系に生まれ、およそ30数年の修業を経て霊能者・スピリチュアルコンサルタントになる。神界・天界・霊界に通じ龍神界とも深い縁を持つ。コンサルタント歴10年。地元岡山県はもとより広島・大阪・京都に多数のクライアントを持つ。50代。

自分の意見が言えない人へ

さて先日、こんなお悩みを相談されました。

「自分の意見をうまく周囲に発信できない」



これは周りを気遣って空気を読むという美点でもありますが反面「自分さえ我慢すればいい」という自己犠牲にも繋がります。

その自己犠牲が納得の上でなら良いのですが

「あの時こう言えばよかった」

「なんで私だけいじめられるんだろう」

などと、心の中に怒りと人を恨むという負のエネルギーが生まれてきます。



これは非常によろしくない。



まず、自分の周りの環境を整えるのは自分しか居ないという真理に目覚めましょう。



その上で以下5つのポイントに気をつけてみてはいかがでしょうか。



■ポイント1

自分の快適な場所をつくれていますか?



現在、自分が置かれている環境や、

仕事内容などで、言いたいことや感じていることはないでしょうか?

意見が言えないということは、自分の中での考えがまとまっていない、

という場合もあるかもしれません。



改善したいことや、共有しておいた方がいいことなどが、

もしあった場合は、意見を言うべきです。



意見を言うということは、

自分が「こうしたい」と思う方向へ進めようとすることです。



■ポイント2

人はそれぞれ感じ方も考え方も違うと理解する



そもそも、まったく同じ環境で育ってきた人はいないので、

人それぞれの価値観や、考え方があります。

似た価値観の人でも、まったく同じということはありません。

「みんな違ってみんな良い」

こういう言葉があるように、それぞれ良いところもたくさんあります。



が、自分と意見が違ったらどうするべきか?



その溝を埋めるのがディスカッション、話し合いです。

その中で自分の言いたいことを相手にキチンと伝えて相手の意見もキチンと聞きながらお互いの考えややり方をすりあわせていく。このすり合わせるという作業がいちばん大切なのです。

相手が意見を押し通そうとする時、自分の意見は引っ込めて何も言わないのは怠慢です。

都合の良いイエスマンにならないで下さい。



■ポイント3

事実を述べると意見が言いやすい



これは、常日頃おから自分の考えたことをアウトプットしてまとめてる作業が必要です。

その上で、起きた出来事や仕事への取り組み方などを何処かに記録して下さい。

記録したものを頼りに、その物事について情報を集める。

それを事実として意見を発信するのです。



■ポイント4

自信を持つこと



それでも自信がなくて意見が言えないということや、大多数の人が違う意見を持っていて意見が言えないということもあると思います。

が、意見をまとめるトップの人は「違う意見」こそを尊重します。

色に例えるとみんな赤がいいと言っていても誰かが「いや、青色も捨てがたいのでは?」と発言します。

その少数派の意見も参考にトップの人は物事を決めていくんです。

なのでどうか恐れずに自身を持って意見を発信していただきたいです。



■ポイント5

発信したい意見の優先順位を付ける



これは一見地味なようですが重要なことです。

意見が言えないと思っていた方が、思い切って発言したとして、

仮に、その意見が通らなかった場合、せっかく発言した意見も、その場限りでなくなってしまうことがあります。

なるべく自分の意見を通しやすくするために、事前準備を念入りに組み立てておきましょう。



また、自分が意見を発信する場合には、

少なからず相手の時間をもらって発言を聞いてもらっているということを忘れないようにしたいものです。

できる限り整理して、簡潔に、わかりやすく発信できるようにしておきましょう。



また意見の最終的な目的を最初から見据えて発言すれば全体を通しても目的が見えてきます。



言わずに後悔するよりも口に出して伝えることでたとえ意見が通らなくても自分自身が納得できます。



今まで、意見が言いづらかった人、意見が言えないと思っていた人は、この機会に、是非、職場やプライベートな場所でも、積極的に発言をしてほしいと願っています。

吉野 拝

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