霊能者 吉野真琴のブログ

父方は源氏・母方は平家それぞれの血を引く霊能者。神職や僧を多く排出した由緒正しい家系に生まれ、およそ30数年の修業を経て霊能者・スピリチュアルコンサルタントになる。神界・天界・霊界に通じ龍神界とも深い縁を持つ。コンサルタント歴10年。地元岡山県はもとより広島・大阪・京都に多数のクライアントを持つ。50代。
父方は源氏・母方は平家それぞれの血を引く霊能者。神職や僧を多く排出した由緒正しい家系に生まれ、およそ30数年の修業を経て霊能者・スピリチュアルコンサルタントになる。神界・天界・霊界に通じ龍神界とも深い縁を持つ。コンサルタント歴10年。地元岡山県はもとより広島・大阪・京都に多数のクライアントを持つ。50代。

読書 日輪の神女

最近読んだ小説でこりゃ面白い!と思ったのが

「日輪の神女(ひのかむめ)」/篠崎紘一著。

卑弥呼が没した後の台与が主人公のシャーマニズム弥生小説なんですが原始シャーマニズムの神がかりするための過程とか弥生時代の生活描写、宗教観描写がものすごく面白かったんです。

作者の方が参考にされた学術書も多岐に渡り、お決まりの考古学から神道・民俗学、中でもうむむとうならせる着眼点が「修験道」!拝み屋さんの世界に弥生から受け継ぐ儀式や風俗が残ってるんじゃないか?と思い至ったというのが凄い!シャーマニズムシリーズとも言える続巻「日輪の神女〜紅蓮の剣〜」も面白かったです。

「日輪の神女」のあとがきでの作者の言葉がとても心に残ったのでちょっと抜粋してみました。

弥生時代は稲作がもたらされ、我が国の基本的な文化、精神が生み出された、いわば日本民族のルーツとも言える時代である。この時代に生きてきた人々は、天や海ばかりでなく風、木々、石、水、日などあらゆる自然物のなかに神々を見出し共生を喜びとしていた。
又人間の肉体と魂とを全く別個の存在とみなし、その意味では死と生は同等の価値を持つものであった。
唯一の神のみを信仰し、他の神を認めずひたすら攻撃するばかりか、それが殺戮と戦争にすら発展させてしまう現代人。
さらに生のみを絶対視し死をただ嫌悪、恐怖することに傾倒していく現代人。
そのような硬直的な考え方に疑問を感じないでいることが、人々に真の幸福をもたらすことになるのだろうか。
現代人は今一度あの古代に眼を転じ、様々な価値観の中に平然と生きてきた人々のことを思い返してみる必要があるのではないだろうか。
彼らの抱いた原始的、純的な精神、生き様を解き明かし、その光に照射されることに寄って現代人の心は癒されるのではないだろうか。コンピューター時代と対抗してみるのではなく、己の根源として辿って行く時、そこに現代では得られない至福感を得られるのではないだろうか・・・。

何故なら現代人である我々一人ひとりは、太古からの祖先たちの生命とその意識の最構成に過ぎないのだから・・・。





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