霊能者 吉野真琴のブログ

父方は源氏・母方は平家それぞれの血を引く霊能者。神職や僧を多く排出した由緒正しい家系に生まれ、およそ30数年の修業を経て霊能者・スピリチュアルコンサルタントになる。神界・天界・霊界に通じ龍神界とも深い縁を持つ。コンサルタント歴10年。地元岡山県はもとより広島・大阪・京都に多数のクライアントを持つ。50代。
父方は源氏・母方は平家それぞれの血を引く霊能者。神職や僧を多く排出した由緒正しい家系に生まれ、およそ30数年の修業を経て霊能者・スピリチュアルコンサルタントになる。神界・天界・霊界に通じ龍神界とも深い縁を持つ。コンサルタント歴10年。地元岡山県はもとより広島・大阪・京都に多数のクライアントを持つ。50代。

奇跡の国 日本

先日「寺生まれの自分が神社に行っても良いのでしょうか」なる珍妙なご質問をいただきました。

聞けば違う宗教は喧嘩をする、というような気がするとか。



これ、とんでもない誤解なんです(苦笑)



もともと日本は古来より神の国(神道)でした。

その神の国が5世紀に入って仏教の洗礼を受け、紆余曲折を経て

「神様(神道)と仏教は融合した」というのが正解なんです。

ですから明治以前は世にも珍しい「神仏習合」「神仏混淆」という宗教観が有り

お坊さんが神社で祝詞を唱えたり神職が般若心経を唱えたりという事が日常的に存在していたのでした。



例えば民俗学でも今お寺には「山号」と言って、正式名◯◯山☓☓寺といいますよね?

アレはもともと日本は山国でして神様のおられるところは大体山でした。

なのでその「神様の居るところ=山」抜きでは箔がつかないので、

お寺さんは皆◯◯山という山号がついているんだそうです。



「異なった宗教は敵対する」というのは誠にキリスト教的な考え方であり、

まさしく現代のキリスト教の国VSイスラム教の国という構図がわかりやすいのではないかと思います。

しかしながら例外はあるもので、キリスト教とイスラム教・ユダヤ教の聖地エルサレムではその昔

キリスト教とイスラム教の指導者が手を組み、共同統治で平和な時代が10年余り続いたことが有りました。



日本の素晴らしいところは「共同統治ではなく、融合してお互いに平和に存続していった」というところではないでしょうか。



世界でもまれに見る奇跡の国、それがこの国日本なのです。



そんな国柄で神様と仏様が喧嘩するなんてことは有りえませんから!(笑)

安心してお寺にも神社にも敬意を持って御参りされてくださいね^^

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