後ろの神霊さん〜自然霊の話 狐〜
さて本日は日本人がみんな大好き狐のお話です。
現実の狐はもとより民話でも、お稲荷さん=稲荷大明神の昔から日本人は狐が大好き♥日本人の稲荷信仰の広がりにも一役買っていたのではないでしょうか。ちなみに吉野の後ろには狼さんがいるので狐さんは時々稲荷神からのお使者は来ても基本的に常駐してくれないのです^^;
今は絶滅してしまったニホンオオカミよりも圧倒的に狐が好きなのは、狼や熊などのように、人を直接害する獣ではないということと、田んぼの畦を荒らすモグラやネズミを好んで狩って、その結果大事な田んぼを守るのに一役買ってきたからではないでしょうか。
今日はそんな狐のお話をしてみたいともいます。
●普通に生きている狐
最近の方は動物園などでしか見られなくなってしまった狐ですが、吉野の田舎ではまだ普通に山の獣として時々狐を生で見かけます。彼らは元々頭が良い動物なのでそれゆえに人を化かすなどとも言われてきましたが、生きている普通の狐にはそれほど神通力と呼ばれるような霊力はありません。かと言って理由なくいじめたり殺したりするといくばくかの霊的弊害はありますのでお気をつけて・・・。
狐の神通階位
Twitter 氷厘亭氷泉様のつぶやきより転載
https://twitter.com/hyousen/status/915613146026360832
浅川善庵という人が書かれた「善庵随筆集」という本に書かれている狐も階位についての話です。
狐には肉体を失ってから大きく分けて野狐・気狐・空狐・天狐という4つの位に分かれるというものです。全部の狐がそうなるのではなく、大体の狐は無事に虹の橋を渡る道を選ぶのですが、中には人と同じように霊的に高い魂の行き方を選ぶ狐もいる、というお話です。
●野狐
肉体を失ってすぐの狐がこれに当たります。大体は年をとって自然視した狐ですが、割と人に悪さをするのもこの狐です。昔から言われる「狐憑き」はほとんどこの野狐が関係しているようです。イメージするのはプー太郎ですかね?w
●気狐
野狐がしばらく時を経た狐ということだと思うのですが、善庵によるとこちらも人につくと言われています。気狐は次の空狐のくらいに昇格するために自分の修行のために人の守護や使役につくことがあります。立ち位置としては稲荷の非正規社員・派遣社員やアルバイトという感じでしょうか。何も修行していない人や修行らしい修行をしていない霊能者やスピリチュアリストにつく「稲荷の狐さん」は気狐がほとんどです。
吉野は岡山の稲荷山でこれを見たことがあります。その時は人形(ひとがた)で、どこかのヤクザ屋さんの親分の様な感じでしたw
●空狐
気狐が修業を重ね昇格したものが空狐です。正真正銘「稲荷のお使いの狐」と言われるように主に稲荷神など神のお使いとして働く正社員の狐です。こちらの狐も高位の神職や僧侶や霊能者やスピリチュアリストに着いて手助けすることがあります。
●天狐
狐の位の中で最高位のものが天狐です。天狐自体が神の位に着いていることが多いのですが、稲荷神とは別物です。一言で稲荷神と言っても宇迦之御魂であったり、外宮と同じ豊受大神だったりしますのでこれらの神と「=}ではないようです。また人の守護をすることもほとんど無く、神様と直々にお話したり命令を受けたりする上級職。CEOというところでしょうか。
吉野は一度だけ古い神を祀る斎庭で天狐にお目にかかったことがありますが、まさに「この世のものならざりけり」という感じで神々しいような怖いような・・・感じでした。
自然霊の話・狐。いかがでしたでしょうか?
機会があれば狐を始め龍や天狗など自然霊のお話を少しずつ書いていきたいと思いますのでお楽しみに〜^^
吉野 拝
現実の狐はもとより民話でも、お稲荷さん=稲荷大明神の昔から日本人は狐が大好き♥日本人の稲荷信仰の広がりにも一役買っていたのではないでしょうか。ちなみに吉野の後ろには狼さんがいるので狐さんは時々稲荷神からのお使者は来ても基本的に常駐してくれないのです^^;
今は絶滅してしまったニホンオオカミよりも圧倒的に狐が好きなのは、狼や熊などのように、人を直接害する獣ではないということと、田んぼの畦を荒らすモグラやネズミを好んで狩って、その結果大事な田んぼを守るのに一役買ってきたからではないでしょうか。
今日はそんな狐のお話をしてみたいともいます。
●普通に生きている狐
最近の方は動物園などでしか見られなくなってしまった狐ですが、吉野の田舎ではまだ普通に山の獣として時々狐を生で見かけます。彼らは元々頭が良い動物なのでそれゆえに人を化かすなどとも言われてきましたが、生きている普通の狐にはそれほど神通力と呼ばれるような霊力はありません。かと言って理由なくいじめたり殺したりするといくばくかの霊的弊害はありますのでお気をつけて・・・。
狐の神通階位
Twitter 氷厘亭氷泉様のつぶやきより転載
https://twitter.com/hyousen/status/915613146026360832
浅川善庵という人が書かれた「善庵随筆集」という本に書かれている狐も階位についての話です。
狐には肉体を失ってから大きく分けて野狐・気狐・空狐・天狐という4つの位に分かれるというものです。全部の狐がそうなるのではなく、大体の狐は無事に虹の橋を渡る道を選ぶのですが、中には人と同じように霊的に高い魂の行き方を選ぶ狐もいる、というお話です。
●野狐
肉体を失ってすぐの狐がこれに当たります。大体は年をとって自然視した狐ですが、割と人に悪さをするのもこの狐です。昔から言われる「狐憑き」はほとんどこの野狐が関係しているようです。イメージするのはプー太郎ですかね?w
●気狐
野狐がしばらく時を経た狐ということだと思うのですが、善庵によるとこちらも人につくと言われています。気狐は次の空狐のくらいに昇格するために自分の修行のために人の守護や使役につくことがあります。立ち位置としては稲荷の非正規社員・派遣社員やアルバイトという感じでしょうか。何も修行していない人や修行らしい修行をしていない霊能者やスピリチュアリストにつく「稲荷の狐さん」は気狐がほとんどです。
吉野は岡山の稲荷山でこれを見たことがあります。その時は人形(ひとがた)で、どこかのヤクザ屋さんの親分の様な感じでしたw
●空狐
気狐が修業を重ね昇格したものが空狐です。正真正銘「稲荷のお使いの狐」と言われるように主に稲荷神など神のお使いとして働く正社員の狐です。こちらの狐も高位の神職や僧侶や霊能者やスピリチュアリストに着いて手助けすることがあります。
●天狐
狐の位の中で最高位のものが天狐です。天狐自体が神の位に着いていることが多いのですが、稲荷神とは別物です。一言で稲荷神と言っても宇迦之御魂であったり、外宮と同じ豊受大神だったりしますのでこれらの神と「=}ではないようです。また人の守護をすることもほとんど無く、神様と直々にお話したり命令を受けたりする上級職。CEOというところでしょうか。
吉野は一度だけ古い神を祀る斎庭で天狐にお目にかかったことがありますが、まさに「この世のものならざりけり」という感じで神々しいような怖いような・・・感じでした。
自然霊の話・狐。いかがでしたでしょうか?
機会があれば狐を始め龍や天狗など自然霊のお話を少しずつ書いていきたいと思いますのでお楽しみに〜^^
吉野 拝
コメントを書く...
Comments